福岡市とLGWAN環境下でのAI-OCRとRPAの活用による業務効率化の検証を実施

2019年09月12日

導入事例

株式会社NTTデータ九州は、福岡市へのRPA(注1)導入支援業務の一環として、LGWAN(注2)環境下でのAI-OCR(注3)とRPAの活用による業務効率化の検証を実施します。
今回の効果検証では、AI inside株式会社(以下:AI inside)のAI-OCRソリューションである「DX Suite」と国内シェアナンバーワン(注4)のRPAソリューションである「WinActor」を活用し、福岡市にて実際に使用している帳票等を読み取った場合の読取率を確認します。
今後、RPAとAI-OCRとの連動シナリオを用いた効果検証についてもあわせて実施し、2019年11月をめどに成果発表を行う予定です。


検証期間:
 2019年 9月~2019年11月
対象業務:
 ・所得報告書の入力業務(保健福祉局生活福祉部保険年金課)
 ・福祉用具購入費支給申請書の入力業務(保健福祉局高齢社会部介護保険課)
 ・給与支払報告書総括表の入力業務(財政局税務部法人税務課)
 ・事業等交付金の支払業務(財政局財産有効活用部財産管理課)


関連リンク:
 ニュースリリース(福岡市)
 ニュースリリース(NTTデータ九州)

注釈

(注1) RPAとは,「Robotic Process Automation」の略語で,パソコン上で行う定型的な作業をパソコンの中にあるソフトウェア型のロボットが代行・自動化する概念です。
(注2) LGWANとは,都道府県や市区町村などの地方自治体のコンピュータネットワークを相互接続した広域ネットワークのことです。
(注3) AI-OCRとは従来のOCR技術と「機械学習」・「深層学習」とを組み合わせ、学習した内容に基づいてルールを見出して読み取る技術のことで、手書き文字や項目ごとの認識を高い精度で行えるものです。
(注4) RPABANK Webサイト:https://rpa-bank.com/report/5415/
 *「DX Suite」は日本国内におけるAI inside株式会社の登録商標です。
 *「WinActor」は日本国内におけるNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

 社会基盤事業部 大塚、榮田
 TEL:092-475-5129