2026年04月13日
お知らせ
株式会社NTTデータ九州
株式会社NTTデータ九州(代表取締役社長:常盤 圭史、本社:福岡県福岡市、以下:NTTデータ九州)が熊本市上下水道局様向けに構築した「水道管路維持管理システム」は、2025年10月1日から運用開始されました。
■背景
熊本市上下水道局維持管理部水道維持課では、市民から漏水等の水道に関する通報を受付し、現地確認、修繕工事の発注などの対応をしています。
年間の対応件数が約4,000件にも及ぶ中で、複数のExcelファイルと土木積算システムを基盤とする受付管理システムを併用することにより事務が煩雑になっていることや、対応状況を一元的に管理できていないことが課題となっていました。
また、緊急修繕の業務委託並びに同工事の受託者との情報及び帳票のやりとりは、紙ベースで行われていたことで、書類受渡による時間のロスや紙で受領した内容のデータ入力の手間も負担となっていました。
■水道管路維持管理システムの概要
水道管路維持管理システム(以下、本システム)は、多くの自治体で導入実績があるクラウドサービスkintone 1 を活用しています。
今回、新システムへの移行に合わせて、紙や複数のExcelファイルで管理していた漏水等修繕工事状況の情報を、効率的かつ一元的に管理できる新たな仕組みを再構築しました。
また、熊本市が受託者へ提供することが必要な情報や帳票をシステム上で共有できる仕組みも整備しています。
さらに、土木積算システムからの積算情報の取込み、伝票の作成、ペーパレス化などにより、事務処理の負担軽減も実現しています。
- 1kintoneとは、現場の業務に合わせて画面や機能を容易に作成・変更可能なクラウド上で動作するSaaSサービス
■水道管路維持管理システムの全体像

■熊本市上下水道局ご担当者様からのコメント
システム運用開始後の状況についてのコメント
上下水道局では、水道管路の修繕に関する業務を毎月数百件取り扱っています。導入を開始した10月には、約500件の案件登録、約430件の修繕工事の精算を行いました。年度途中の導入でありましたが、4月から9月までのデータ移行も丁寧にご対応いただいたことで、情報の整理や精算業務がスムーズに行われ、大きなトラブルも無く、無事に業務を行うことができています。
また、本システムでは、受託者も同時に案件情報の確認、登録を可能としています。これまで紙媒体でやり取りしていた情報も、より効率的かつ正確に共有できることから、更なる業務効率の向上を目指していきます。
構築プロセスについてのコメント
本システムはアジャイル開発手法を採用し、段階的に成果物を確認しながら構築を進めました。この進め方により、システム開発に詳しくない職員でも、運用時の姿をイメージしやすく、必要な機能や改善点をその都度検討し、反映することができました。結果として、現場の業務に寄り添った、より使いやすいシステムを効率的に整えることができました。
■今後について
NTTデータ九州では、熊本市での導入実績をもとに、他の自治体に対しても現場の業務負担軽減やペーパレス化、情報の一元管理による作業効率の向上など、様々な業務改善策を提案していきます。
また、kintoneをはじめとするローコードツールと、自治体システム構築・運用のノウハウを掛け合わせ、各自治体のニーズ・課題に応じた最適な業務改善を推進します。
本件に関するお問い合わせ先
公共システム事業部 公共ビジネス統括部
橋元、大津
Mail:uketsukekanri_support@hml.nttdata-kyushu.co.jp
TEL:092-475-5129
