佐賀県有田町とNTTデータ九州が包括連携協定を締結

2025年11月14日

お知らせ

株式会社NTTデータ九州

佐賀県有田町(町長:松尾佳昭)と株式会社NTTデータ九州(代表取締役社長:常盤圭史)は、本日、地域資源の活用による人材育成、観光振興、伝統産業の発展、環境保護、AIなど先進技術の活用を通じた地域課題の解決などを目的として、包括連携協定を締結しました。有田町の伝統文化や地域特性とNTTデータグループの技術力や知見を組み合わせ、持続可能なまちづくりを共に推進してまいります。

 

【背景】
有田町は有田焼など豊かな文化資源を有し、関係人口の拡大や次世代人材の育成に力を入れています。一方、NTTデータ九州はデジタル技術を中心に、サービスデザインや人材育成、環境価値の見える化など多様な領域に強みを持ち、地域と共創して社会課題の解決に取り組んでいます。両者の関心領域が一致し、互いの強みを活かした連携を進めるため、本協定の締結に至りました。

有田町と包括連携協定を締結

 

 

【取組内容】

  1. 有田の伝統文化を活かす企業研修の導入に向けた取り組み
    地場企業とNTTデータ九州が連携し、有田の伝統文化や職人技に触れることで新たな発想や成長につながる企業研修を企画してまいります。同時に、参加者を介して有田町の魅力を広く発信し、関係人口の増加にも寄与する仕組みづくりも検討してまいります。
  2. AIを活用した行政業務を支援
    NTTデータ九州の生成AI基盤を活用し、有田町役場における業務効率化とサービス向上に向けた取り組みを進めてまいります。文書作成や要約、住民からの問い合わせ対応などの業務にAIを活用することで、職員の負担軽減や住民サービスの充実につながるよう努め、スマート自治体の実現を視野に入れて検討してまいります。
  3. 環境配慮と文化継承をつなぐ仕組み
    製品やサービスを通じて環境配慮の選択肢を広げ、消費そのものが地域や社会の持続可能性に貢献できる仕組みを検討してまいります。あわせて、伝統文化と環境的な価値を結びつけ、文化を未来へつなぐ取り組みについても検討してまいります。

 

【コメント】

有田町長 松尾佳昭
「NTTデータ九州様との包括連携協定締結は、有田町の伝統文化や資源を活かしながら地域課題の解決と新たな魅力創出を進める上で大きな力となると期待しております。この協定を機に、町民や関係者の皆様とともに持続可能で魅力あるまちづくりを一層推進してまいります。」

株式会社NTTデータ九州 代表取締役社長 常盤圭史
「NTTデータ九州は、ICT領域における地域に根ざした事業活動を通じて、新たな社会価値を創出することを目指しています。有田町様の豊かな伝統と文化から多くの刺激をいただき、このたび、私たちの技術・知見を活かして、地域課題の解決、地域社会の発展に貢献する機会をいただいたことを大変光栄に存じます。有田町様との連携により、人材、環境、デジタルトランスフォーメーション(DX)といった幅広い分野で力を合わせ、地域の皆様とともに持続可能な未来づくりに寄与してまいります。」

 

本件に関するお問い合わせ先

ビジネス共創部
クロスイノベーション推進室
土橋
TEL:092-475-5178
Mail:cross@hml.nttdata-kyushu.co.jp