九州・沖縄地域の行政機関が預貯金等照会電子化サービス「pipitLINQ®」の本格運用開始

~行政機関と金融機関間の手続き電子化を促進~

2021年05月31日

導入事例

株式会社NTTデータ九州

株式会社NTTデータ九州(以下:NTTデータ九州)は、2021年3月より順次、九州・沖縄地域の15行政機関に対して、株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)が提供する預貯金等照会業務の電子化サービス「pipitLINQR」(注1)の本格運用を開始しました。

九州・沖縄地域の15行政機関は、預貯金等照会業務の電子化に向けて、2021年度1月から段階的に本サービスの試行運用を行ってきました。効果の確認や業務ルールの整備等の目途がたったことから、2021年3月より順次、本格運用を開始したものです。

預貯金等の照会先である金融機関については、福岡銀行、西日本シティ銀行が本サービスに参加しています。その他の金融機関についても、今後、順次拡大を見込んでおります。

NTTデータ九州は、本サービスの九州・沖縄地域への展開を目指して取り組みを一層強化し、行政機関・金融機関双方の業務効率化に貢献していきます。

(注1) pipitLINQの概要および特長
pipitLINQは預貯金等の照会業務をオンライン化する、行政機関と金融機関をつなぐ全国統一型のサービスです。

行政機関と金融機関の双方がpipitLINQを導入することで、導入機関間で電子データによる預貯金等照会が可能となります。書面を取り扱う人的負担や郵送によるコストおよび回答までのタイムラグが大幅に軽減され、迅速かつ適正な業務の実現につながります。また、行政機関へはLGWAN-ASPサービスとして(注2)、金融機関向けにはAnserDATAPORTR(注3)の関連サービスとして提供するなど、実績ある既存の仕組みを最大限活用(注4)することで、従来の紙での情報授受と比べ、非常にセキュアでかつ低コストのサービスを実現しています。

注釈

【関連リンクなど】
(注1)NTTデータ2019年1月31日ニュースリリース 「預貯金等照会業務の電子化サービス「pipitLINQ?」を販売開始」
 https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2019/013101/
 pipitLINQソリューションサイト:https://pipitlinq.jp/

(注2)LGWAN-ASPは、行政専用のセキュアな閉域ネットワークであるLGWANにおいて、地方公共団体向けに提供される各種行政事務サービスを指します。中央省庁のお客さま向けには、NTTデータが提供するセキュアな閉域ネットワークサービス「ConnecureR」経由でサービスを提供します。

(注3)AnserDATAPORTは、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標であり、CMT等の媒体やISDN回線に代わる閉域網を利用して、企業・地方自治体と金融機関との安全な取引を実現するファームバンキングサービスです。
AnserDATAPORTソリューションサイト:https://www.adp.ne.jp/

(注4)行政機関向けネットワークとしてLGWAN、金融機関向けネットワークとしてeBネットワーク、サービス提供基盤としてOpenCanvasR(クラウドサービス)およびANSERRサービス(バンキングサービス)を活用しています。

「pipitLINQ」「AnserDATAPORT」「Connecure」「OpenCanvas」「ANSER」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。

その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ九州
公共ビジネス統括部
営業担当
MAIL:pipitlinq_hanbai@hml.nttdata-kyushu.co.jp
TEL:092-475-5129