AaaS Bridge(共同利用型インターネット物理分離サービス)

共同利用型インターネット物理分離サービス「 AaaS Bridge」が業務改善・効率化をサポートいたします。

共同利用型インターネット物理分離サービス

製品・サービス概要

共同利用型インターネット物理分離サービス（AaaS Bridge）とは、インターネットアクセス用セグメントから社内システムを切り離して、マルウェア感染や情報漏洩リスクを根本から排除する仕組みです。
2015年6月以降、政府機関、NISC（内閣サイバーセキュリティセンター）、IPA（情報処理推進機構）等は、重要システムや個人情報を取り扱う業務端末をインターネット環境から分離するよう推進しております。
弊社サービスでは、共同利用型の仮想環境インターネット接続サービスを提供し、物理的に既存の業務環境と隔離することで、標的型攻撃やマルウェアからの脅威に対し、低コストで安心安全な対策をご提供いたします。

共同利用型インターネット物理分離サービス（AaaS Bridge）の特徴

共同利用型インターネット物理分離サービス（AaaS Bridge）は、既存ネットワークとのデータ授受や統合脅威対策管理、フォレンジック機能、閉域網ＶＰＮ、クライアント端末の提供など、業務に必要な全てを月額で一括提供するサービスです。

【特徴１】　セキュアなインターネット環境をご提供

各拠点に設置するインターネット専用のシンクライアント端末、もしくは専用タブレット端末から、閉域網VPN回線を通して弊社統合運用監視センター（以下、センターという）設置のインターネット接続システムを利用します。
既存の業務環境とは完全に分離されたリモートデスクトップ（仮想デスクトップ環境）を利用するため、万が一のウイルス感染や外部からの攻撃が既存の業務環境に及ぶことがなく、安全にインターネットを利用できます。

【特徴２】　初期費用不要。コストバランスを考慮した、導入が容易なインターネット分離環境をご提供

共同利用型インターネット物理分離サービスを利用するのに初期投資は必要ありません。基本的に提供するサービス全てを月額で利用可能です。
お客様拠点からセンターへの接続回線にはモバイルWiFiルータを使用しますので、各拠点での回線工事は不要です。
セットアップ済みの閉域モバイルWiFiルータとシンクライアント端末、タブレット端末をセンターより送付しますので、送られてきた機器の電源を入れるだけで、手軽にインターネット接続を開始することができます。
払い出されたユーザＩＤを使い、拠点問わず、ご契約頂いているどのインターネット接続端末からでも利用可能です。

【特徴３】　セキュリティ対策はセンターで統合管理

Webサイトへのアクセスをセンター経由に統一することで、マルウェアなどのウィルス、ゼロデイアタックやDDosなどの外部からの攻撃、情報漏えいの大半を占める内部からの情報漏えいに関する対策をセンターにて統合的に実施いたします。（※）
またユーザＩＤ毎に証跡管理を行っておりますので、お客様からのご申告により、フォレンジックログのご提供も可能です。
お客様が個別にセキュリティ対策を講じる必要がありませんので、お客様のセキュリティに関わる負担を大幅に軽減することができます。
　※　当サービスの統合リスク管理は、未知の脅威や内部情報漏えい等悪意のあるリスクを完全に排除できる仕組みではありません。

【特徴４】　既存業務ネットワークとのデータ授受や印刷も可能

業務ネットワークとの間でのデータ授受は、2通りの方式からご選択頂けます。
即時性を重視した方式では、閉域網内での受け渡しによるリアルタイムでの授受が可能であり、より堅牢でセキュリティを意識した方式においては、弊社にて実用新案を取得（登録第3210462号）した方式により弊社データセンター内で数分間隔でデータの授受が可能となっております。
どちらの方式においても、FISC安全基準に準拠したセンター内で監視いたします。
また、複数のセキュリティベンダー製のウイルスチェックシステムや、多段のサンドボックス機能を利用することで、徹底的なマルウェアの駆除と防御を目指しておりますが、万が一、ウィルスが紛れ込んだ際にも、インターネット環境と業務ネットワーク環境は物理的に分離した状態にあるので、業務ネットワークからの情報流出を防止することができます。
さらに、シンクライアント端末及びタブレット端末から無線LANで接続されたプリンタからモノクロ印刷することも可能です。

サービスイメージ

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