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株式会社NTTデータ九州

九州旅客鉄道株式会社様 導入事例

グループ会計を支える地域密着型のSCAWサポート体制。

JR九州のロゴ

「ゆたかな九州創りに貢献し、お客様と感動を共有する信頼される企業グループ」へ―。九州全域に広がる鉄道ネットワークを基盤に、駅ビル・都市開発、旅行、船舶、流通、外食など、多彩な事業を展開するJR九州グループ。2004年に九州新幹線の部分開業と優美なデザインが光る新型車両800系「つばめ」の華々しいデビュー。そして2011年予定の博多~鹿児島中央駅間の全線開業や西日本屈指の駅ビル機能を備えた博多駅の開発事業と、相次ぐビッグプロジェクトへの期待は大きい。

拡大するビジネスマーケットを背景に、グループ一体となったマネジメントの確立に向けて、同グループでは2002年にSCAWパートナーである株式会社NTTデータ九州の全面的協力を得て、独自の連結会計システム「DAIS」を稼動させた。その基幹パッケージとしてSCAWの選定に至った経緯、現在の稼動状況、将来への展望などについて、ジェイアール九州フィナンシャルマネジメント株式会社 サービス事業部 次長 武内 浩次郎氏、同事業部 FM業務課 課長 鐘ヶ江 博氏、同事業部 FM業務課 主任 二宮 充氏の3氏にお話を伺った。

30社超のグループ連結会計を、地元で密着サポート。

竹内氏の写真
ジェイアール九州ファイナンシャルマネジメント株式会社 サービス事業部 次長 武内浩次郎氏
―SCAW導入のきっかけは何だったのですか?
武内氏:最大の目的は、連結決算の早期化です。「上場に値する経営基盤づくり」を目指し、2001年(平成13年)秋から検討をスタートしました。それ以前のグループ各社の会計は科目コードなどが非常に複雑な状況であったにも関わらず、各社ごとに異なるPC版の会計ソフトを使っていて統一されていなかったため、連結決算業務には非常に手間と時間がかかってしまいました。そこで、JR九州グループの財務統合システム(CATS)構想の中核となる連結会計システムの構築が急務だったのです。
―多数の会計パッケージの中から、SCAWを選んだ理由を教えてください。
武内氏:「サポートの充実した会社」というのが我々の絶対条件でした。ですからまず、日本の商習慣に対応している国産のERPパッケージに絞り込んだ上で、「どこのだれが、我々のサポートをしてくれるのか?」ということを聞きました。SCAWは、開発元であるNTTデータの九州支社さん(現・株式会社NTTデータ九州)が直接サポートしてくれるという点が非常によかったのと、信頼できる言語を使用している、担当のSEさんのレベルも非常に高い、などの理由から評価点が高く、最終的にSCAWを採用しました。
―財務会計システムに求めた、具体的な機能要件は?
武内氏:30社を超えるグループ会社の経理処理が行えるのはもちろん、その会計データの一括管理が可能なインフラを構築することが大前提でした。その他、連結決算を前提とした取引先別年間取引高の集計や、取引先別の債権・債務残高の集計が行えること、取引先コードの名寄せができること、データをExcelなどで加工できることなど、多くの要件がありました。

シェアードサービスの実現に向けて、さらなるスピード&精度アップを図る。

鐘ヶ江氏の写真
ジェイアール九州ファイナンシャルマネジメント株式会社 FM業務課 課長 鐘ヶ江博氏
―SCAWを導入されてから丸4年が経過した訳ですが、SCAW導入による効果はいかがでしたか?
武内氏:大きく分けて3つ挙げられます。
まず、最も重要なのは連結決算における効果です。導入前は1カ月近くかかっていたものが現在は約10日間前後で作成できていますから。JR九州グループの業種が多岐に渡る中での会計処理は、4年間でかなりのスピードアップと精度の向上を遂げたと思います。
2つ目はグループ全体の経理業務のレベルアップが図れるようになったことです。統一された会計システムを使うことで本社からのアドバイスや指導もスムーズに行えるようになりました。
また、3つ目はB/S、P/Lがリアルタイムで見られるようになったことです。経理担当者ばかりでなく、管理者クラスも戦略立案や経営判断に役立つ情報をリアルタイムで見られますから積極的に活用していますし、高い評価を得ていますよ。
―グループ連結会計における今後の目標をお聞かせください。
武内氏:最大の目標は2009年度におけるグループ全体のシェアードサービスの実現です。個社それぞれに行っている会計業務を1カ所に集中・統合して効率化を図ろうと考えています。現在はそのスタート段階ですが、経理のスピードや精度を上げながら、人の教育も併せて行い、例えば担当者が変わっても経理の質が落ちないシステムを創り上げることが必要です。いわば、経理“品質”の強化です。
鐘ヶ江氏:決算報告の早さは企業の信頼度の指標ともなるので、さらなるスピードと精度の向上にはこだわっていきたいですね。具体的には現在、5月第2週に行っている決算報告を4月中に行えるようにしたいと考えています。

システムは導入して終わり、ではない。サポートの細やかさを重視。

二宮氏の写真
ジェイアール九州ファイナンシャルマネジメント株式会社 FM業務課 主任 二宮充氏
―今後の計画や課題があれば教えてください。
二宮氏:帳票データを見られる端末の設置数やユーザー数も、年々増えています。中間決算に向け、ハードの見直しも含めて環境整備への取り組みを強化していく必要があると考えています。
武内氏:より速く、より精度の高いシステムをつねに追求していますから、我々の要求も年々上がってきています。具体的には、個社ごとに債権管理方法が異なることから内部取引データの相殺処理などにかなりの人手がかかっている現状を解決するため、データの連携を高めて連結会計の強化を進めることが急務です。そのため、連結会計システム「スーパーコンパクト」との連動に向けてすでに開発に着手し進めているところです。今後はスムーズな処理のために、SCAWのバージョンアップも検討したいと考えています。
―次々と課題を見つけてはスピーディーに解決、まさに進化する財務会計システムですね。
武内氏:当社ではシステム導入から4年間、毎週定例会議を開催しています。NTTデータ九州の担当SEさんも交えて一緒に検討していただいているんです。スピードアップと精度向上はもちろん、様々な課題報告やその解決策、そしてシェアードサービスの実現に向けて、常に我々の希望や不満を共有できている状態にあります。そして、積極的かつ継続的に改善提案をしてくださっているので、NTTデータ九州さんのサポートのきめ細かさ・充実度を重視してSCAWを選定したことが本当に正解だったと改めて感じています。NTTデータ九州さん、ならびにNTTデータシステムズさんには、これからも多面的な改善提案やサポートをお願いしたいですね。

※“ERPパッケージ SCAW[スコー]より転載・加筆”

選ばれる理由はメイドインジャパンの品質。SCAW
SCAW財務管理システム

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